私のクラスをするにあたって、初心者も上級者も 呼吸法(腹式呼吸に加え完全呼吸法)を指導していきます。それ無しには何もベネフィットは還って来ませんからね。それが出来ないでポーズだけ意識しても、結果 何も効果がないという事です。
プラーナヤーマ(呼吸法)のテクニックをシンプルに学び生活の中に取り入られる様、日頃の実践が大事。
呼吸が変わると人格も変わると言われる位 意識しながら深い呼吸をすれば、前向きで安定した穏やかな精神を手に入れる事が可能です。
まず最初に、学ぶ必要がある事は深い呼吸の仕方です。
肺の機能も鍛えられる事で、肺の許容量が増え、沢山の酸素を体に供給する事が出来ます。体に酸素が足りないと、エネルギーは貯えられません。
多くの方は適正な呼吸の仕方を忘れてしまっています。呼吸の仕方を学ぶ事はストレスを解放し、心と体を自然な状態に戻す様に促します。
呼吸の状態と心は繋がっており、緊張していれば呼吸は浅く、怒っていれば呼吸は荒くなります。現代人の多くは不自然な浅い呼吸を続けています。
浅い呼吸の状態は、リラックスしようとしても苦悩や不安に襲われ、真からのリラクゼーションを感じる事ができません。
数多くあるヨーガの呼吸法の中から初心者が簡単に続けられ、体調管理として活用できる呼吸法を学んでいきます。
呼吸法を日常取り入れる事で ストレスを減らし、感情、イライラ、不安感、パニック症状等を抑制する事が可能になります。
ヨーガのアーサナの練習でも深い呼吸に意識を向けるのが難しいと思っている方も、呼吸法を学ぶ事で アーサナのストレッチも快適に気持ち良く行なう事がスムーズになります。 感情の抑制を助けます。良く眠れる様になります。
また、ヨーガの実践者ではなくても興味のある方に第一歩として最適な実践法です。
そして、瞑想前に呼吸法を繰り返すと、もっと深い所へ行くことができます。
インドで サルバンガァーサナ中〜 ちょっと一昔前の若々しい私
此の姿勢は喉に刺激を与えるので
体の中の
流動する酸素と二酸化炭素の流れが喉の奥で感じるポーズです。↑
私の日常からの経験>>>つぶやき
最近 初心者のアメリカ人の生徒さんに、言われました。
”今まで 地元のいろんなヨガクラスの指導者に 呼吸の仕方について、訪ねると
”鼻から吸って口で出す” と教えられ、それを続けていましたが
インドの伝統的なハタヨーガでの腹式呼吸法は違いました。”鼻から吸って鼻から履く”
目を閉じ口を閉じる。第三の目のチャクラに集中する。
試しに二つを比べてやってみると、 全く違う事に驚かされました。
鼻から出す法が、とっても深く もっとリラックスへと導かれる感じが分かります。
その後 マインドも爽やかに 穏やかになるのが 感じられます。
と驚かれました。
西洋の輸入ヨガ?は どこへどうなってそうなって行くんでしょうと
つくづく思うのであります。
去年
NYのシヴァナンダヨーガのクラスに行ってみました。
インドで修業されてない人達ばかりで構成されています。
カパラバティ、アヌロマヴィローマはやっていたにしても、アーサナ中に呼吸法を意識させる指導は行なっていませんでしたね。
ちょっと残念だ〜 と思うこと多々有りました。
白人の手に良って やり方が変化している様に見えました。
祈りのマントラも可哀想に、、、発音ハチャメチャでした。
でも 一生懸命やっているのには変わりはありません。指導者のエゴの強さも感じつつ、、、
私もここ アメリカでのヨーガ環境の実態を観させて頂き、お勉強だなと感じました。
NYのアイアンガーも受けに行って来ました。殆どの外国人指導者はまともに正座が出来ない様です。座布団三枚以上重ねてパドマーサナを頑張っています。 アイアンガーの先生に クッションを持ってくる様にと指示されました。 でも私がクッション無しで座れますからと 言うと、ちょっとおかしな表情をされました。そんなにクッション必要では無い人が都会には現れなかったのでしょうか? インド人もいっぱい住んでる街なのに! でもインド人は本物知ってるから、NYでも絶対インド人のヨギーを探すだろうな、、、と思うのであります。
例えばですが アーサナの練習に必要なのは 体と精神だけです。
インドに住む本物ヨギーは クッション、座布団、ヨガマットさえ必要なしです ゴザ一枚でも平気ですね。
タパス(耐えるという業)を磨くと受け入れ許容範囲が拡大に広くなると思われます。
OM Shanti