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アンチエイジング
昔にも勉強時代に体験した記事に投稿したことがあると思いますが、
万能に効くと言われるアーユルヴェーダの
トリフャラについてまた 書いてみようかと思います。
長年、調子悪くなると これにお世話になりっぱなしです。
私は旅行中には必ず持って行きます。
動きまわるというのは、ヴァータの特性を表しますので、ヴァータが上がるとヴァータ症状といわれる便秘っぽくなりがちです。
毎年
インドに行くとお腹の調子が悪くなったらいけないと思ってるので(でも免疫強くなってめったに無し)、お腹が張って来たり、下痢にも良いので、常備持ち歩く様にしています。
それから、風邪を引いた時も、ビタミンCが豊富なので
トリフャラを飲んでます。
体調を整える予防としても、白湯に小さじ半分程 入れて飲む事もあります。
1週間以上 毎晩寝る前に飲み続けたら、1週間目に宿便の様なものが出てきました。その後、お腹がかるなり、爽快感がありました。
基本私は重い病気にかかった事が無いので、使う時はそんな物ですが、
体の中の3つのドーシャを鎮静させバランスさせるということなので、どの体質の人にも摂取できますし、
腸の膜を元気にし
消化管の健康を高め、胆汁を刺激しますので 代謝を高めます。肝機能を改善し、血を奇麗にしてくれるので、蓄積された毒素の除去を助けます。
しかも
万能に効くということで、あるケララのDr.は
トリフャラを患者に処方する機会が大変多いと聞きます。
トリフャラとは3つの果実のハーブが1:1:1(ハリタキ:ヴィヴィタキ:アマラキ)で調合されています。
大粒状から細かい粉にするまで、乳鉢で作ってみた事がありますが、それはそれはもう時間がかかりますわ。
アーユルヴェーダでは
健康のために一番重要視している”適正な消化吸収の機能” きちんとそれが機能している事で健康に繋がるわけで、何かの症状や病気をすでに持っている人は、その機能がどう不完全な状態で、それによってアーマ(毒素)が弱った器官に蓄積され易くなり、場合によっては長年放っておけば、身体の各機能を破壊させかねないでしょう。
ドクターはその原因の追求と過去から現在までの症状によって、どのドーシャが憎悪されてるかを診る必要があります。
それは体質によって違うと思いますが、
トリフャラとドーシャ別に合う煎じ薬(アサヴァ、カシャヤ )ギーの薬(グリタム)等を併用して処方される事もあります。
ケララのDr. マヘーシ クマール 先生 は ”病気の80%は 適正に機能していない消化 吸収能力と代謝が原因であろう” と言っていました。
アマラキはアムラとも呼ばれ、
一般的に家庭でも生の果実を使って、ジュースにします。ホームレメディー的なインドの市場にもあるハーブです。
昔このジュースを記事にした事もありますが、お味は刺激的なので、少量のカップでぐい飲みしてました。でもすっごく調子が良くなります。
ビタミンCが特に優れて豊富ですので、これだけでも風邪予防にOKです。消化管の炎症など、胸焼けや灼熱感の症状、ピッタさんが憎悪してる時もクーリングしてくれるので、暑い夏に超オススメです。
ヴィヴィタキは
消化吸収を高めます。腸壁に溜った 必要の無い過剰な粘液を引っ張って取り除いてくれる働きがあるそうです。 器官内の粘膜、粘液のお掃除やさんですね。
カパ増悪した人向けですね。
ハリタキは
腸の動きを適正に働かせる役割を持つハーブです。腸内筋肉の強化で排泄機能を改善します。
排泄がきちんとできていれば、自ずと消化力も向上します。
トリフャラを一晩水に浸して、その濾過した水で、目を洗浄すると、目の疲れを癒す事もできます。
ちなみに、私はアムラ水で目を洗っていました。それだけでも、最高に気持ちが良かったです。
毎日パソコン業務をしている方にお薦めですね。
口内炎にも良いとされます。
トリフャラと蜂蜜を混ぜて塗ったり、トリフャラ水でうがいしたりすると良いとの事です。
素晴らしいハーブの効果について 私の生徒さん達にもオススメしたところ、 良い効果を実感されています。
アーユルヴェーダのホームレメディは誰でも簡単に取入れる事が出来ます。
漢方の様な苦味は酸味があったりするので、野草そのままの香りは苦手という方は
山菜食、野草茶等から舌に味をなれさせる必要がありますね。
本当は 色んな不適正な生活習慣を止めたくても、急には難しいと思っている人でも、 少しずつ行動していく事で、徐々に適正に戻す事は可能です。それが理想ですね。
例えば、電子レンジ(マイクロウェーヴは栄養を破壊します)生活を止める等、、、
栄養の無い物食べても、健康にはなりません。
まずは一つずつ初めて行くことに意義がありますよね。
Om sahnti