久々に玄米を食べて ずーっと感じていた事もあったので話しをしたいなーと思いました。
昔、長年食べ続けた事のある私の感想です。
30年前から 玄米って健康に良い!と思い込んで 五年ぐらい、玄米食療法 マクロビオティック料理を家庭で作って来ましたが、 結局 考え方の偏りすぎは自分にあっていないことが分かりました。
その頃の私は
環境的にも全体的にも私自身とても不安定でした。 私自身、とても若かったので ピッタ炸裂な感じの乱れは良くありましたね。
基本的に 若い という自然的現象での人生期がピッタ優勢であったため
消化力抜群の私には 玄米で消化に困った事なんてありませんでした。
しかも当時の私は、マクロビ最高!なんて思っていたから、3つの体質事は学んでなかった頃だったし、
その新しい健康法=トレンディーな食生活みたいな 感じではまりまくって、疑いも無く玄米菜食にのめり込んでいました。
それと合わせて 雑穀の料理 プラントベースのお食事 魚少し 動物肉食べない という時期が長かったです。
子育てにも、玄米をお粥にしてペースト状にして離乳食を与えていた位でしたからね。
栄養満点の玄米は栄養学的にはとても良い食べ物だと思います。(消化機能が良い状態であればです)
今の私の中では、
これが消化にとても軽くて良かったらなーと いつも思うのです。。。。
昔と違って 消化のスピードもゆっくりで お腹が空くタイミングが1日のうち減ってきたなーと感じています。
どんどん ナチュラルに空と風の要素のヴァータ体質が優勢になってきました。 自然の力には逆らえません。
どんな人間も 誕生後は必ず老いる方向へ行くのは認めざる終えません。
更年期を迎えて そしてホルモンの活性力が弱くなったため腰回りに脂肪がつきやすくなり
体も冷えやすくなったり 気候 季節 にもより 体調も自己観察が必要になります。
環境の変化や食べ物によって 体調は日々変わりますが とっても寒い冬は 乾きやすくなったり 冷たくなったり 寒くて湿気が強い春へ向かう時は重くなったりの繰り返し
アップダウンも激しい時期になると 体調の変化に適応しようと体は頑張ってるのだろうけど ヴァータが優勢になると その適応力も衰え 消化力も落ちたなーと実感がしています。
病気の大半は胃部からの根本原因とよく言われます。
消化力を大変重要視するアーユルヴェーダですから 体質に合って尚且つ消化できるものを毎日摂取するという事から
まず今から摂る食事を考える事です。
アーユルヴェーダー的には玄米は 体質的にカパが乱れて消化が落ちている時や
ピッタの乱れた時には控える様に薦められています。
(私が思うに色んなドクターの本によって考え方がちょっと違う というのも聖書によって各種の食べ物のエネルギー作用分析などが微妙に異なります)
ヴァータには玄米の五分づきが良いと思いますが 乱れていいる時もくせ者だと思います。
なぜなら、消化力が不安定で 消化の弱い時もあるからです。
白米よりももっと重い性質ですので 注意が必要です。
だから いつも自分の消化力がどうなのかを お腹と相談して食事をすることが大切になります。
質が重く、温性の穀物という事で、体質に合うか合わないかをまず考慮しなければなりません。
でないと もし消化が適正に出来ずにいると、胃腸の中で未消化物になり、蓄積され毒素に変換してしまうからです。
私はピッタ優勢の人でバランスが取れた人には大丈夫だと思うのです。
なぜなら重い性質の物も軽々と消化しちゃうますからね。
私が若い時 初産後、赤ちゃんにペースト状をあげていた時は、
お粥にしてペーストに潰し、濾して食べるのは 消化に良さそうな食べ物、と思っていました。
(あれは はっきり言って 行程が多く作るのがとっても時間がかかり面倒なのです。)
食の偏ったこだわりによる はじめての新米ママだったから、頑張ってやっていたものの、、、
自分にそんなに時間をかけるかとなると
うーん やるかしらね、、、考えます。
実際自分用には作ったことはありません。
でも、自分で言うのもなんですが
愛情があれば、頑張れるもんだなーと 過去を振り返って昔を懐かしく思ったりします
その頃 東條百合子さんの本とかも読んだり、母乳をちゃんと出すことにも頑張っていたし、、、
しかし、思い込みって言うものは凄いものですね。
赤ちゃんは人生期の自然のドーシャってカパ優勢が一番強い時期。あ、授乳中のお母さんもカパ優勢です。
消化が一番ゆっくりで、消化力がとても弱いのに、たとえ玄米ペーストにしたとしても、消化には あまり良くなかったのかもしれません。
植物の本来の質を解っていなかったわけですから、、、、
反省、、、 白米の方が良かったと思いました。
でも逆に考えるとですねー
病人は 大抵ヴァータ体質のヴィクルティ(不調)となっってしまいますので、消化がとても不安定。
病で消化が衰えていると言った大人には 玄米ペーストぐらいは 大人だったら良いのではなかろうか?<但し、スパイスを加えて(もっと消化力を上げる為に)工夫が要ります>
と私は思うのです。
24時間うるかして、土鍋で玄米を炊いたものから、数日後(酵素を増やす) 時間をかけてお粥にして それからこし器を使ってペースト (プラス ジンジャー、胡椒等スパイスも)にする、
この行程が嫌でない人は 是非 やってみる価値はあるかもしれません。
そして、老人の乾いたヴァータ体質が進んだ人なら、少量なら大丈夫かもしれません。また 私のアイデアですが 白米のペーストからはじめて 消化力を確かめてから 玄米に移行しても良い感かもです。
ヴァータ体質は少しの玄米食は大丈夫だと Dr Rajeev Sharmaの本に書いてありますが、お粥位の柔らかくした物でしょうね。
弱いときは食べない、食欲有る時のみ ”少量”の玄米粥または玄米ペーストなら
要するに食べ方次第と思います。
もう一度言います。
自分の消化力をちゃんと観察できる様心がける事が大事ですね。
でも最近年を重ねると玄米凄く食べたーいと思わなくなったですね。
不思議です。
玄米は数ヶ月に1回程度に回数が減っています。
老人っぽくはなりたくないが、(私のエゴ?)自然と時間と共にヴァータが進むのは あるがままの自分を受け入れる事ですから、、、 その内 玄米による刺激物?も必要だなーと本能的に思うのかもしれません。
<<豆知識>>
特に 玄米を炊いた後 鍋底に こばり付いた状態のものにそのまま スープストックと胡麻オイルで炒めた生姜、玉ねぎや根菜野菜と雑穀を入れ 味付けし 玄米スープへ早変わりするし 無駄が出ないので 大変オススメです。ヴァータに最高のレシピです。
アーユルヴェーダは体質に合わないから、食べるなという事はありません。しかし、なんでも過剰に取理すぎると体質によっては 後でたっぷりの請求書がやって来るよという注意を促しているのです。
それを理解して、控えめにするも、多く取るのも、全て自分の感覚次第。
五感を研ぎ澄ませることも 必要な修練です。
食事方法のバランスを上手く調整するのも 自身の感覚次第。
この世の中は
本当に沢山の食事療法が あって、嬉しいけど、
全て自分の口に入れたものは、心と体の全て調和/不調和と関わって来る訳だから(深いところまで言うと魂もです)、
結局 健康に良いと言われる食べものでも きちんと消化出来ず、栄養へ変換しないなら それは 健康食という意味が全く失くなってしまい 栄養が行かないなら、高価な食材の価値も無意味となりますよね。
という事はですよ、、、
結局 私もアーユルヴェーダを学び
まず自然界の成り立ちや、食の在り方や、食べ合わせの理解
自分の本質をちゃんと探求と理解に努めることが、健康への道に繋がるのではないかと 考える様になったのです。
大事なのは、なんでもそうですが、食療法についても
思い込みを外して、なんでもかんでも否定ばかりせず、
受け入れる大きな器を持つ事も必要になってきます。
良い所をしっかり、観ると言う点を 持つ事には何も問題はないのですから!
私はローフードも大好きで(特にスイーツ!!)
色んなナッツ系で作りたいものばかりです。
しかし、食べ過ぎると消化の問題にも大きく関わりがあるのではないかと思います。
1週間食べ続けると、どうなるでしょう?
全て、ほぼ生に近い材料ですから、消化は衰えます。消化の火(アグニ)が燃えません。
体は冷える一方です。
春はカパの季節なので、これまたカパ体質はカパを増やしますので、冷えた性質ココナッツ系 油性のナッツやシード類は この季節は少なめにしましょう。
なので、ローフードの特徴はカパを増やすという事になりますので、冷たくしっとりナッツ系のローフードスイーツなんかは特に気をつけなければなりません。冬時期のヴァータ体質の方も 冷えやすいので気をつけましょう。
自然にこれが好きという人は もともと体温が高かったり、消化力 食欲が頻繁にあったり ピッタ体質が高い人が ローフードを好む人が大変多いです。
ピッタの一番代謝の良い人でも、きっと冬の寒い時期から春にかけて 毎日そればっかり食べ続けたら調子悪くなるのではないでしょうか。
春は気にした方が良いでしょうね。
一年を全体的にみると、アーマという未消化物が滞りやすい季節です。
消化の火が適正に起こらなく、未消化物となり、消化器官の至る所に それが腐って ねっとりとこばりつく のを 想像してみてください。
一番暑い夏の時期、ピッタ体質の人が ローフードを一日食べるぐらいなら、ごんごんと燃える様な火をお持ちですから、まーーいーーかぁーと思うのですが、、、、、
なぜなら消化が強すぎると、鍋底が焦げ付く様に、人間も灼熱感や胸焼け等不調が出て来ます。食べ物でクールダウンは必要な人は摂って良いのです。
でも過度は良くない事を憶えておきましょう。
基本ローフードは西洋から発祥したもの。
白人の社会の食べ物です。 白人はピッタ体質の人の割合が多く、食生活、環境の影響でピッタが乱れている人が沢山居ます。
だから、サラダ等の生物が大好きな人達です。
西洋で寿司が流行るのも、良く理解出来ます。
彼らは体温が高めで 簡単に、あっという間に消化の火で食べ物を燃やし尽くします。(大げさか!)
なので、日本人の持つ体質より、数倍 ラジャス(活発性 激性)で火の強いピッタ体質の人達なのです。
ピッタとカパは甘味が大好き。 一般的なアメリカ国民性というか食習慣を眺めると 甘味 酸味 塩味を主にとります。
これはカパを上げる味で、どれだけ ピッタとカパの乱れがこの国に多いか 外食すると特にわかります。
苦味 渋味 辛味を苦手にする人がとても多いので、外食産業ではこれらの味がとっても少ない。
きっと日本も西洋化の流れで 同じ様に、この三つが少なくなってきましたね。
六つの味を考えないで食べると 心身のバランスに影響があります。
日本人は、環境的に北海道以外は家の中も寒いし、
鳥取以外、砂漠地は殆どないので、水も豊富な国、季節的には、湿気が多く、春になると食欲も自然に減少してしまいます。
海に囲まれていて、冬の風は体感温度を下げるし、年間に台風も沢山やってくるので、ヴァータ体質も上がります。
アメリカ等に比べると塩分を多く含む空気を吸っていますので、風土や季節によりけりですが 体に其の影響も有ります。
私が地方巡業で色々な場所に行きますが、
日本は ヴァータピッタ、またはピッタヴァータ ヴァータカパの 2タイプドーシャが多い様に思うのです。
西洋のピッタさんらが発想しつくりあげた体を冷やす為のローフードですから、すべての日本人に ローフードダイエットが合うかというと、、、冬時期と春時期は特に 疑問に思います。
夏時期になると、私も好きで食べたく理由は 体と外部環境の影響による物です。本能的に体を冷やしたいとなるのでしょう。
これは、アーユルヴェーダ歴の長い 健康お宅のピッタ炸裂な旦那様も同じ意見でも、長期間も生食を食べ続けるのは嫌がります。、、、、ピッタあるけどカパも二番目にありますし 食にうるさい彼は サラダでさえ、夏以外は数日に1回程度を好みます。
(なぜなら彼はピッタカパ優勢の体質だからです。)カパが強い時は 調理されていない豆腐でさえ、重たく感じる様です。
豆腐クリームのパイを作ると 意外と沢山食べてくれません。
でも少しなら 食べてくれます。 豆腐は重性だからです。
例えば、ピッタが乱れた場合の私の主人(いちおう白人)の場合ですが、
朝ご飯食べずに 外で走ったりエクササイズして、帰って来たら、急性的な胸焼けと消化の火が燃えすぎて、胃の灼熱間の為にしばらく動けなくたってしまいました。体温も私よりも2度ぐらい違います。
私にはそんな症状に経験が無い事で、驚いたのですが、、、、
相当なピッタが乱れていると観ました。
そんな時には、冷性のハーブティーと甘い物を差し上げました。
甘みは水の性質でもあるので(心と体を潤おします)
その後すーーーーっと 気分が落ち着いたと言っていました。
そう言う時に甘いココナッツオイルが入ったローフードは役に立つのかもしれませんねー。
何でも食の質から観て行って、自分の体質に合ってるかどうかの見極めはとても大事だと、長年の経験上 思います。
最近、基本的に日本と比べると このドライな環境で暮らす様になり、次第にヴァータが上がる、最高に暑くなるとピッタまで、、、
という自分のヴィクルティを考慮すると、自然に甘い物を 体が欲求します。
だから、特に夏はローフフードの甘いものが欲しいと思うんだろうなー、、、
人間も自然界の一部として捉えると、、、
自然って 偉大!!!
自然はそうやって本能的に教えてくれるのです。
ローフードではないですが、
↑オーガニックカカオビーンズを粉にして、バナナチョコブレッドにしました。
そして、ホームメードのイチゴのソース!!
うまかったなー
最近甘いものも良く作る様になりました。
作りすぎも要注意!!食べ物に卑しい自分との戦いです。
観るとついつい手が先に出てしまいます。
甘味によって
穏やかな毎日であります様に、と
これも 夫婦円満の
お ま じ な い
ツール
Om shanti
PS: オーガニックのトレーダージョー商品でお気に入りのシロップ発見
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